GoogleMapsAPIは、無料でどんなサイトでも地図を組み込むことができる便利な仕組みですが、GoogleMapsAPIが、対応しているエリアは、日本だけに留まらず、世界中の地域に対応しています。一般的な地図の画像は、現状は日本や、イギリス、アメリカなどの地域が中心ですが、衛星写真については地球中のほぼ全部の場所を網羅しています。有料で提供されている地図サービスは幾つかありますが、ほとんどの地図サービスが、地図サービス会社が提供しているウェブサイトにリンクしたり、前もって準備されているフォーマットを使うといった形で利用する必要があります。その一方で、GoogleMapsAPIでは、制限がほとんどなく地図を自由に配置することが可能となっています。
とはいっても、メリットばかりという訳ではなく、GoogleMapsAPIには、幾つかのデメリットや、制限も挙げられます。例えば、GoogleMapsAPIを利用して、自分のサイトに地図を組み込むためには、UTF-8という文字コードを使用する必要があります。ですので、地図を組み込んだページと、そのページに関連しているページについては、全て文字コードをUTF-8にすることが必要になるので、共通して利用しているプログラムなどが使うことができないことがあります。しかし、無料で地図を組み込めるというのは、個人でサイトを運営する上では、欠かすことができないサービスになります。